読書感想文【サブカルで食う 大槻ケンヂ】
サブカルで食う読了。
この本は、私が高2の時にハマった筋肉少女帯というロックバンドのボーカルが書いた本。
感想は面白いの1言。
陰性な物に目を向けるな、等の自分が心弱き者ゆえに陥りやすい罠等に警鐘を鳴らす等、
アングラな物を好む人の心理をよく分かっていて個人的には深い内容だった。
印象的だったのは、
1つ、陰性な物に目を向けるな。
2つ、サブカルで食うために必要な3つの条件は才能、運、継続だと第一章で語っている。
これに関してオーケンは、この要素を持ち合わせて入ればどの世界でもそれなりにやっていけると9章で言っていた。見も蓋もない事を言っていて、それいっちゃお終いでしょと私は思った。
3つ、巻末対談の、この本読んだ時点でダメ人間というオーケンの弁には、まさか読者に喧嘩売ってくるとはと思い、よく覚えている。